なぞなぞ [ポンポン王国]
<バタバタバタバタとやってきたのは>
フクロウ:フクロウ便だよー。王様からの言伝だよ。
女王:なによ、いきなり。今いいとこなのに。
フクロウ:一同、心して王様のお言葉を聞かれますように。
女王:もったいぶって、なんなのフクロウ。
フクロウ:なぞなぞです。正解した方が王の跡継ぎになれるのです。
女王:なぞなぞですって!王様のお遊びにつきあっている暇はございません。
フクロウ:どうぞ、お好きなように。ではなぞなぞ、
いつも違うのに、いつも同じものってなあに。
いつも違うのに、いつも同じものってなあに。
じゃあ、伝えたよ、
明日の昼に発表だって。ではっ。(バタバタバタバタ)
アダモ:いつも違うのに、いつも同じものってなあに。
こぽぽ:いつも違うのに、いつも同じものってなあに。そんなのあるのかなあ。
女王:バカらしい、つきあってなんかいられやしない。
いつも違うのに、いつも同じものってなあに? なにそれっ!
ああ、頭がどうかしそうだわ。リンシー、部屋に戻りましょう。
<地下牢>
アダモ:いつも違うのに、いつも同じものってなあに、か。こりゃ、難しいぞ。
子ポポ:違うってことは同じじゃないってことだよね。変じゃない?
アダモ:ヘンだ。王様の頭がおかしいんじゃないのか?
ジイ:これ、なんということをおっしゃる。
アダモ:こりゃ失礼。だけどね、これ、答えられない場合、オレたちどうなるわけ?
一生、こんな牢屋にいなくちゃなんないのかな?
シャイン:すまない、私にかかわったばかりに、こんな思いをさせてしまった。
アダモ:いいんですよ。私の命の恩人じゃないですか。それより、みんなで
考えましょうよ。いつも違うのに、いつも同じものってなあに、ってやつをね。
ジイ:わしはなぞなぞは苦手でな。
子ポポ:だいじょうぶ、きっと見つかるよ。ねえ、王様が好きなことってなあに?
きっと、その中に答えがあると思うんだけど。
ジイ:王様の好きなことね、・・
フクロウ:フクロウ便だよー。王様からの言伝だよ。
女王:なによ、いきなり。今いいとこなのに。
フクロウ:一同、心して王様のお言葉を聞かれますように。
女王:もったいぶって、なんなのフクロウ。
フクロウ:なぞなぞです。正解した方が王の跡継ぎになれるのです。
女王:なぞなぞですって!王様のお遊びにつきあっている暇はございません。
フクロウ:どうぞ、お好きなように。ではなぞなぞ、
いつも違うのに、いつも同じものってなあに。
いつも違うのに、いつも同じものってなあに。
じゃあ、伝えたよ、
明日の昼に発表だって。ではっ。(バタバタバタバタ)
アダモ:いつも違うのに、いつも同じものってなあに。
こぽぽ:いつも違うのに、いつも同じものってなあに。そんなのあるのかなあ。
女王:バカらしい、つきあってなんかいられやしない。
いつも違うのに、いつも同じものってなあに? なにそれっ!
ああ、頭がどうかしそうだわ。リンシー、部屋に戻りましょう。
<地下牢>
アダモ:いつも違うのに、いつも同じものってなあに、か。こりゃ、難しいぞ。
子ポポ:違うってことは同じじゃないってことだよね。変じゃない?
アダモ:ヘンだ。王様の頭がおかしいんじゃないのか?
ジイ:これ、なんということをおっしゃる。
アダモ:こりゃ失礼。だけどね、これ、答えられない場合、オレたちどうなるわけ?
一生、こんな牢屋にいなくちゃなんないのかな?
シャイン:すまない、私にかかわったばかりに、こんな思いをさせてしまった。
アダモ:いいんですよ。私の命の恩人じゃないですか。それより、みんなで
考えましょうよ。いつも違うのに、いつも同じものってなあに、ってやつをね。
ジイ:わしはなぞなぞは苦手でな。
子ポポ:だいじょうぶ、きっと見つかるよ。ねえ、王様が好きなことってなあに?
きっと、その中に答えがあると思うんだけど。
ジイ:王様の好きなことね、・・
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ポンポン城 [ポンポン王国]
<城>
アダモ:あれだな。
子ポポ:ワクワクするね。
<城の前に警備隊が待っていた>
<警備隊長>
警備隊長:お待ちなさい、シャイン王子。王に対する反逆の疑いで逮捕命令が
出ております。
シャイン:お妃の命令か?はじめから覚悟の上での入城じゃ。抵抗はせぬ。
遠慮なく逮捕いたせ。
隊長:はは、恐縮でございます。
アダモ:おれ達はどうなります?
隊長:もちろん、ご同行願う。城に入るのであればの話だが。
シャイン:お二人はここで先に行きなさい。お母さんを探さなきゃならないん
でしょう?私たちにかかわってる場合ではないでしょう。
子ポポ:アダモおじさん、いっしょに行こうよ。シャインさんの役に立てる
かもしれないし。
アダモ:子ポポ、お前、ほんとに勇気あるなあ、感心するぜ。よし、行こう。
王子、命の恩人をここで見捨てちゃ、アダモ、男がすたります。
ぜひ、ご一緒させてくださ い。
ジイ:なかなか見上げた心意気ですな。王子、どういたしますか?
シャイン:アダモさんと子ポポさんのお気持ち、大変ありがたい。ですが、・・・
アダモ:いいってことよ。急ぐ旅じゃないんだから、オレたちの勝手にさせてください。
子ポポ:うん、いいってことよ!(笑い)
<宮中>
アダモ:子ポポ、あのまっかっかなのが女王か? ちょっとおっかない感じだが。
子ポポ:カーリー様っていうんだって。おじさん、失礼のないようにね。
アダモ:おれの苦手なタイプなんだよな。
女王カーリー:みなの者に告げる。王様はご危篤にあられます。それゆえ、
後継ぎの王子を今のうちに決めておきたいという、仰せです。
シャイン王子、リンシー王子、前に出なさい。
リンシー:ぼくは王になんかなりたいと思わない。兄さんがいいじゃないか。
カーリー:おだまりなさい、リンシー。あなたが決めることではないのです。
シャイン:わたしも同じです。 争っても王になりたいとは思わない。
この国が平和であるなら、だれが王になってもかまいません。
カーリー:ふん、あなた、そんなきれいごと言って。もし王になったら、
私達を追い出すに決まってるわ。
シャイン:私を信じてらっしゃらないのですね。ならば私はこの国を
出ていきます。
カーリー:まあ、ほんと? じゃあそうなさい。リンシーこれで決まりよ、次の王は
あなたに決定!
<おやおや、これでほんとうに決まってしまうんでしょうか>
アダモ:あれだな。
子ポポ:ワクワクするね。
<城の前に警備隊が待っていた>
<警備隊長>
警備隊長:お待ちなさい、シャイン王子。王に対する反逆の疑いで逮捕命令が
出ております。
シャイン:お妃の命令か?はじめから覚悟の上での入城じゃ。抵抗はせぬ。
遠慮なく逮捕いたせ。
隊長:はは、恐縮でございます。
アダモ:おれ達はどうなります?
隊長:もちろん、ご同行願う。城に入るのであればの話だが。
シャイン:お二人はここで先に行きなさい。お母さんを探さなきゃならないん
でしょう?私たちにかかわってる場合ではないでしょう。
子ポポ:アダモおじさん、いっしょに行こうよ。シャインさんの役に立てる
かもしれないし。
アダモ:子ポポ、お前、ほんとに勇気あるなあ、感心するぜ。よし、行こう。
王子、命の恩人をここで見捨てちゃ、アダモ、男がすたります。
ぜひ、ご一緒させてくださ い。
ジイ:なかなか見上げた心意気ですな。王子、どういたしますか?
シャイン:アダモさんと子ポポさんのお気持ち、大変ありがたい。ですが、・・・
アダモ:いいってことよ。急ぐ旅じゃないんだから、オレたちの勝手にさせてください。
子ポポ:うん、いいってことよ!(笑い)
<宮中>
アダモ:子ポポ、あのまっかっかなのが女王か? ちょっとおっかない感じだが。
子ポポ:カーリー様っていうんだって。おじさん、失礼のないようにね。
アダモ:おれの苦手なタイプなんだよな。
女王カーリー:みなの者に告げる。王様はご危篤にあられます。それゆえ、
後継ぎの王子を今のうちに決めておきたいという、仰せです。
シャイン王子、リンシー王子、前に出なさい。
リンシー:ぼくは王になんかなりたいと思わない。兄さんがいいじゃないか。
カーリー:おだまりなさい、リンシー。あなたが決めることではないのです。
シャイン:わたしも同じです。 争っても王になりたいとは思わない。
この国が平和であるなら、だれが王になってもかまいません。
カーリー:ふん、あなた、そんなきれいごと言って。もし王になったら、
私達を追い出すに決まってるわ。
シャイン:私を信じてらっしゃらないのですね。ならば私はこの国を
出ていきます。
カーリー:まあ、ほんと? じゃあそうなさい。リンシーこれで決まりよ、次の王は
あなたに決定!
<おやおや、これでほんとうに決まってしまうんでしょうか>
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