ハレルヤって? [反省会]
子ポポ:ねえ、ねえ、おじさん。オイノリさんの言ってたおまじないの
言葉、覚えてる?
アダモ:忘れてたまるか、おかげでおれたち、助かったんだからな。
あんときの熱いのなんのって、もう死ぬかと思ったんだからよ。
ホットドックになるとこだったぜ。
子ポポ:アダモ、ウマいこと言うね、ホットドックか。アダモのホットドック、
きっとおいしいんだろな。
アダモ:バカ言うな。丸焼きだぞ、お前もだ。
子ポポ:それで、あのおまじない、なんだったっけ?
アダモ:なんだ、忘れてたんじゃないか。
子ポポ:へへ。バレた?
アダモ:「晴れかな、雨かな?」だろ。オレなんかちゃーんと覚えてるんだ、
えらいだろ。
子ポポ:あ、思い出した。アダモおじさん、それまちがい。それはね、
アダモ:言うなって、分かってらー。ちょっとからかっただけだよ。
「ハレルヤ、ハレルヤ、ハレルヤ、アーメン」、ってな。
子ポポ:そう。「ハレルヤ、ハレルヤ、ハレルヤ、アーメン」
3回繰り返すんだよね。でも、あれってどんな意味なの。
アダモ:あれはな、パパさんが足が痛くって、我慢できないときに
思いついたんだってさ。
<そうなんです。腰痛で、寝返りも打てない、トイレに行っても座れない。
そんなとき、「いたい、痛い」っていうより、何か他の言葉を言った方が
脳をごまかせるのではないかと、考えた結果、思いついた言葉です。
「ハレルヤ」って、神様に感謝する意味があるんでしょ?
「痛い」のに「感謝」するって変かもしれません。でも、わるいことが
あったら「よかった」と思えという教えもあります。前向き思考ですかね。
これを、体の「痛み」にも応用できないかと思ったわけで、それで
「ハレルヤ」を使ってみると、多少、「痛み」が軽減されるような気が
しました。自己暗示ですね。
それで、これがアダモたちの話の中でも使われることになったのです。
お祈り犬は、宗教、宗派に関係なく、神様にお祈りをささげています。
そのお祈りの言葉として「ハレルヤ」を使ってみました。
別に「ハレルヤ」でなくてもいいのです。
自分にとって感謝の気持ちを表す言葉であれば、何でもいいのです。>
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