シロとボンボンの兄弟 [反省会]
白:白でーす。
ボンボン:ボンボンでーす。
アダモ:おいおい、きみたち、漫才コンビかよ。
白:いいえ、兄弟です。この山に捨てられたかわいそうな兄弟です。
子ポポ:それを聞いてボク、泣きたくなっちゃったよ。
ひどいよね、こんな山の中に捨てて行っちゃうなんて!
アダモ:まったくだ。それで、生きるために、峠の山賊になったんだな。
白:山賊だなんて、人聞きの悪いこと言わないでくださいよ。
追いはぎと言ってください。
アダモ:そっちも、人聞きがいいとは言えないんじゃないか。
ボンボン:とにかく、そうするほか生きる方法がなかったんだ、おれたち。
相撲なら、だれにも負けない自信があったし。
アダモ:なるほど、その体格だからな。だが、よくそんなに大きくなったな。
こんな山ん中でさ。
ボンボン:そりゃ、パパさんがそう作ってくれたからね。
アダモ:まあそりゃそうだが。(それを言っちゃおしまい)
白:パパさん、大型の犬を作ってみたかったらしいよ。
ぼく達2匹を作って、あとまだ2匹いるよ。 一匹は未完成のまま
なんだけどね。完成は当分無理そうだな、かわいそうに。
アダモ:飽きちゃったんだな、きっと。
子ポポ:パパさん、気まぐれだからね。パパさん、反省しなさい!
<おいおい、だいぶひどい言われ方ですね。たしかに、気まぐれは自覚している
ところではありますが。ただ、大型の作品は作った後の保管場所に困るのです。
人にもらってもらうほどのものでもないので。と、言い訳、言い訳・・>
<最近制作した「寝そべる犬」(リンクブログ「愛情こもったフェルト・ポンポン動物つくり」)と比べると「白ちゃん」の大きさがわかりますね。>
<「ボンボン」は「白ちゃん」よりさらに大きいのです。
次回は、アダモと白ちゃんの対戦について、反省(?)します。>